いつもは義理母に頼りっ放しなお庭仕事ですが、今年は気合いを入れて153個の球根を植えてみました。お花の種類ごとに間の取り方、球根を埋める土の深さが違う中、どんなレイアウトで花が咲いてほしいかなどなど考えつつ、既にあるお花にちょっと移動してもらったりしていたら、あっという間に2時間半が過ぎました。長時間の中腰作業でくたくた。全部とは言わないけどできるだけたくさんの花が咲いてほしいと願うばかり。
一番最初に花を咲かせたのブリーディング・ハート(Bleeding Heart)。日本ではケンマソウ、鯛釣草と呼ばれているそう。ウィキペディアを見たら全草(特に葉と茎)を誤食すると嘔吐、下痢、呼吸不全、心臓麻痺を起こすと書いてありました。可愛いお花をサラダやデザートの飾り付けにしたくなりますが、それはやめた方が良さそうですね。英語の花名にBleeding(流血)がついてるのも、「皆さん食べるな要注意」の意味も込めてあるのでしょうか。
次はアネモネ(Anemone)です。夫のカメラで撮ってもらったいました。iPhoneのカメラより色が奇麗にでます。この球根はアネモネだけの箱に25個とお花色々パックの箱に25個入っていたので、50のアネモネが見れるかもしれなかったのですが、今回はその半分くらいが顔を見せてくれました。
そして、ピンクの百合(Algarve)も咲きました。
以上、今回お顔を見せてくれたお花達さんでした。この他オランダアヤメさん他皆さん期待されていたのですけどね。。。来年には是非お目にかかりたいものです。
お花の他に今年はこんなお野菜も試してみました。
日本のほうれん草。生まれて初めて育てました。コバルトブルーな種にちょっと感動。
玉ねぎネギ坊主。
そしてこちらも人生お初の長いも育成。ロンドンで「むかごご飯」を炊くのが目標です。
最後を飾るのは、ポルトガルのお野菜グレロス(Grelos)。日本で言う菜花のようなお野菜です。夫共々9月に日本で休暇を過ごしている間に義理母が種をまいていた模様。ある朝ふと庭を見るとお野菜畑が緑で埋め尽くされていた。。。。上手く育ったら写真アップします。
英国生活歴9年目にして初めてアサリを買いました。Waitrose(スーパー)のオバチャンは、「軽く洗ったらすぐ使えるわよ!」と言っていたけど、本当に大丈夫か?念のため砂抜きすることにしました。
そして数時間後。。。砂の心配はないようだけれど、この水の濁り様!あさりちゃんたち、一体何を食べていたんだ???
翌朝、お水をかえてみました。水の濁りも大分なくなってきました。あさりちゃんたちは、しばらくぶりの塩水を喜んでいるのか、水を良く吐き出していました。若干動いたりするのも愛らしく、水を換えるたびにずっと見てました。食べるつもりで買ったけど、なんだかペットになりつつある予感。。。。
いや〜、本当にどうしようか迷ったのだけど、結局こうなってしまいました。初めて作るこの一品を完成させたかったのだ。すまん、おき気に入りのポルトガル料理カルネ・ド・ポルコ・アレンテジャーナ(Carne De Porco Alentejana)。これは豚肉とアサリを炒めたお料理でフライドポテトと一緒に頂きます。これが作りたくてアサリを買ったのです。
ご馳走さまでした。