Saturday 10 August 2013

レストランレビュー@イギリス(フォーレス/スコットランド):Franklin's Restaurant, Cluny Bank Hotel

夏休みにスコットランドを車で旅するを計画していましたが、一ヶ月前のアレンジとあって、観光名所近辺のホテルの予約は一杯。オンラインブッキングの画面からは、見ているうちに分刻みで空き部屋数が減っていく状況の中、場所は観光名所からは少し離れるけれど、ウェブサイトを見た限りでは良さそうな印象のこのホテルを予約してみました。

このホテルのあるフォーレスは、スコットランド北部にある小さな街で、インヴァネスから車で30分の場所にあります。寂れた街かと思いきや、お城のような家が建ち並ぶ小さいながらも閑静で豊かさが漂う街でした。こちらが宿泊したホテルです。一見郊外にたたずむお城風に見えますが、こんな感じの邸宅が普通に住宅街に並んでいます。






部屋に入ると、オーナー兼シェフのロイド (Lloyd) お手製トフィーが迎えてくれました。あまりの美味しさに写真を撮る前に手が伸びてしまいましたが、この箱一杯にトフィーが詰まっていました。




夕飯はこのホテル内のレストランFranklin's Restaurantでとることにしました。レストランはこの邸宅の大広間にあり、席数は15〜20名ほど。宿泊者全員が座れる程の大きさです。予約時間にフロントを訪ねると、オーナーでロイドの妻のジュリー(Julie)が大広間側の小さなバーに案内してくれました。まずはおつまみとアペリティフで乾杯。

席につくとロイドがテーブルまでやってきて、メニューの説明をしてくれます。彼の食に対する情熱はとても熱く、彼が考案したメニューを一皿ごとに語り、"Be-auti-ful!(ビ、ューティ、フル)"と繰り返しながら本日のお薦めも熱く語ってくれました。

まずは、パンとアミューズブッシュから。




ホタテとイクラのサビーチェです。海の側の街だけあって食材は新鮮。




スターターです。私はクラブサラダ、夫は冷たいミートローフを選びました。






メインです。これは夫が選んだ3種のポークステーキ。ポークフィレ、ポークレバー、豚の耳唐揚げのタワーです。



私はシーバスのグリルを選びました。




メインの後にClean the Palette(お口直し)が来ました。バターミルクのソルベです。 




そして、ロイド氏再登場。テーブルの端に両腕をついてしゃがみ込んでまた"Be-auti-ful!(ビ、ューティ、フル)"を繰り返し、本日のデザートについて茶目っ気たっぷりに説明してくれます。その結果選んだデザートはこちら。

カプチーノのムースとチョコレートアイスクリーム。



アップルタルト。



どのお料理もデザートも"Be-auti-ful!(ビ、ューティ、フル)"でした。

続いて、次の日の朝食です。





そして2日目の夕食です。昨日と同じくバーでおつまみとアペリティフを楽しんだ後に、大広間へ。この日もロイドがテーブルでお茶目にメニューの説明をしてくれました。

まずはパンとアミューズブッシュから。



 本日のアミューズブッシュは、アスパラのベーコン巻き。




スターターには、私はトマトのスープ、夫はイカのソテーとグリーンピースのマッシュ添えをご注文。






メインは二人ともビーフ・フィレステーキとズッキーニフラワーの天ぷら添えを選びました。



メインの後のClean the Palette(お口直し)です。



もちろん本日も、ロイド氏再登場。昨日同様テーブルの端に両腕をついてしゃがみこんで"Be-auti-ful!(ビ、ューティ、フル)"を繰り返し、本日のデザートについて茶目っ気たっぷりに説明してくれます。その結果選んだデザートはこちら。

キャラメルソルベとホットチョコレート。


スティッキーとフィープディング。




どのお料理もデザートも"Be-auti-ful!(ビ、ューティ、フル)"でした。


続いて、最終日の朝食です。






ご馳走さまでした。

そして、ロイドとジュリーの暖かいホスピタリティーに大感謝。お陰さまでとても良い時が過ごせました。ご夫妻より、「次回は赤ちゃんも一緒につれて泊まりに来てね。」とウインクを頂きました。そうですね、そうなったら是非またここに泊まりに行きます。

興味のある方、是非行ってみてください。ウェブサイトはこちら。
http://www.clunybankhotel.co.uk/restaurant/a-la-carte-dinner-menu/

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